「墨田区」と「隅田川」の謎
先週、用事があり曳舟に行ったのですが、
ふと疑問に思いました。
「なんで『墨田区』と『隅田川』の『すみ』の漢字って違うのだろ?」
ってことで調べてみました。
早速、日経電子版に載っていたのでまとめてみます。
東京が35区から22区(後に23区)に移行した1947年3月に、
墨田区は本所区と向島区が統合されてできたそうです。
「隅田区」になる案が有力だったのですが、
1946年11月に内閣告示された当用漢字表(法令・公用文書・新聞などの一般社会で使用される漢字)に「隅」の字がなかったことを理由に、
「隅田区」は採用されなかったそうです。
一方、地元で「隅田川」として親しまれていた川は、
当時は荒川の支流という位置づけで実は「隅田川」ではありませんでした。
墨田区誕生から20年近くたった1965年の河川法施行により、
正式に「隅田川」となったという経緯があります。
このような経緯があるため、
周辺には、「墨」と「隅」が混在しているようです。
引用ページ 日経電子版『墨田区と隅田川、「すみ」の表記なぜ違う? 23区に幻の区名 』
URL https://style.nikkei.com/article/DGXNASDB02003_S2A001C1000000
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